【最終奥義】固着したブレーキキャリパーを油圧(グリス)で力技で押し出す方法!

こんにちは!
今回は、ガチガチに固着してビクともしなくなったブレーキキャリパーのピストンを抜き取る「最終奥義」をご紹介します。(^^)

ぶっちゃけ、固着が軽度ならエアーコンプレッサーの圧力でポンッと押し出せるんですよ。
でも、完全に固着したやつはエアーじゃビクともしません。

そこで登場するのが「グリスの油圧」を使った力技!

……ただね、最初に魂の叫びを言わせてください。
これ、マジでやらない方がいいです。後悔します!!

なぜかって?キャリパー内にギッチギチに詰まったグリスの掃除がめんどくさすぎるからです!!(血涙)

時間とコストを考えたら、ヤフオクとかで中古良品を買った方が圧倒的に安くて早くて幸せになれますよ。
レストアに向いてる人は「無限に時間がある人」だけです。時間がない人は大人の経済力で解決しましょう。
新車を買ったほうが壊れません!!


【今回使用した道具とコスト】

  • グリースガン(約2,000円)
  • グリースガンのノズル(約500円)
  • 大容量のグリース(約300円)
  • ボルト ※今回はM10 P1.25(約300円)
  • グリースニップル ※今回はM8(約400円)

合計:約3,500円

はい。この時点で中古良品買った方が安いですね!


【フロントキャリパー・ピストン押し出し手順】

① バンジョーボルトの穴を塞ぐ

まずはブレーキホースが繋がっていたバンジョーボルトの部分に、用意したボルト(M10 P1.25)をガッチリ締めて完全に密閉します。(締めすぎ注意!)

② ニップルを装着

次に、普段エアー抜きをする部分(ブリーダープラグ)を外して、グリースニップル(M8 P1.25)を締め込みます。(締めすぎ注意)

③ グリースガンを接続

グリースをたっぷり充填したグリースガンのホースを、先ほど装着したニップルにカチッと接続します。
さあ、ここからが本番です……。グリースは使い捨てなので最安のものを使いましょう。

今回グリースガンはAZさんのものを使用しました。アタッチメントは別途購入しました。

④ グリースを注入して押し出す!

グリースガンを無心で「にぎにぎ」していきます。
中にグリスが満たされると、凄まじい油圧でピストンがジワジワとせり出してきます!

⑤ 【超重要】2potは均等に!

今回の相棒(VT250スパーダ)は2potキャリパーなので、2つのピストンを均等に押し出していく必要があります。
片方だけが先にポロッと抜け落ちてしまうと、そこから圧が逃げて、残ったもう片方が完全に引き抜くのが不可能な「絶望的な状況」になります!(白目)
クランプなどで調整しながら、慎重に並行して出していきましょうね!

今回はクランプがなかったので、タイヤレバーを併用して押し出していきました。

⑥ 地獄の洗浄作業

ピストンが抜けたら、あとはキャリパー内を洗浄して完了です!
……って簡単に言いますけど、この洗浄が1番大変です、、、。ウエスとパーツクリーナーが何本あっても足りません。
手がグリスでデトックスされるレベルでドロドロになります。

(※苦労して綺麗にした後の「キャリパー塗装編」はこちら↓)


【DIY全塗装】100Vコンプレッサーで愛車をヌルテカに!VT250スパーダを2液ウレタン&耐熱塗料でフルペイントしてみたお話
みなさんこんにちは!今日もガレージで怪しい煙を吸っていませんか?今回はVT250スパーダのフルレストアの全塗装についてお話します。結論から言いましょう。全部お店に頼んだ方が、絶対に早くて綺麗です。(身も蓋もない)でも、自分でやると愛着が20…

【まとめ】

固着したブレーキキャリパーピストンは、グリスの油圧を使えば確かに簡単に(力としては)押し出すことができます。
「何をやってもピストンが抜けない!」と本気で困っている方がいれば、最終手段として是非実践してみてくださいな。

掃除が!ものすごく!大変だけどね!!!(2回目)

やるにしても、絶対にまずはエアーで押し出せるか試してからにしてください。約束ですよ!

それではまた。今日もご安全にー!

コメント

タイトルとURLをコピーしました